クリーニング用語集

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ランドリー (laundry)
ランドリーとは、洗剤と必要に応じてアルカリ剤漂白剤などを用い、家庭洗濯機の約10倍以上の容量をもつワッシャー(洗濯機)に被洗物をいれて温水で回転洗浄する、洗浄作用の最も強い洗濯方法である。クリーニングではひどく汚れて落ちにくい品物などの洗濯に適する。しかし、処理条件が強力なため品物の型くずれや収縮、風合の変化などの事故が起きやすく、仕上や整形が難しい。そのため品物がランドリーしても安全かどうかの判断が、事故(損傷など)を起こさないポイントになる。
ランドリーの工程 (らんどりーのこうてい)

通常のランドリーは本洗いだけでなく、図に示すように種々の工程を含めた広い意味で使われることが多い。なお緑色で記された工程は、品物によって省かれることが多い。

図表 ランドリーの洗浄工程

  1. 予洗

    ワッシャーを用い、水やアルカリであらかじめ汚れを除く

  2. 本洗

    主にワッシャーを用い水、洗剤、アルカリ汚れを完全に除く。再汚染防止剤(CMC)や蛍光染料を投入することもある。

  3. 漂白

    汚れを漂白して白くする。漂白剤として次亜塩素酸ソーダ・過ほう酸ソーダ・過炭酸ソーダなどを用いる。

  4. すすぎ

    汚れや洗剤を除く。3~4回に分けてすすぎを行う。

  5. 酸浴

    黄変の防止、殺菌を行う。酸浴剤としてケイふっ化ソーダを用いる。

  6. 糊付

    布に腰や張りをもたせる。糊材としてでん粉(コーンスターチ)、PVA、CMC、酢酸ビニルなど使う。

  7. 脱水

    水分を除く。主に遠心脱水機により脱水する。

  8. 乾燥

    水分を完全に除き、乾かす。主にタンブラー(回転式熱風乾燥機)を使って乾燥する。ぬれがけプレスのときは省く。

  9. 仕上

    シワを伸ばし、プリーツをつける。主にプレス機、アイロンを使う。

ランドリー用水 (らんどりーようすい)

ランドリー使用する水のことで、一般に水道水や地下水を使う。ランドリー用水の必要条件としては

  1. 軟水であること(硬度3°DH以下)。水道水は3°DH以下になっている。
  2. 鉄分は0.1ppm以下であること。
  3. 鉄分は0.1ppm以下であること。

不純物の除去方法としては、

  1. 濁り物質、色素などが存在する場合は、ろ過、沈殿、吸着などによって除去する。
  2. 金属イオン(カルシウム、マグネシウム)まどを含む硬水は、イオン交換樹脂法、煮沸などによって軟水にする。
  3. 鉄分は曝気によって酸化させて沈殿させ、除去する(この装置を除鉄装置という)などの方法がある。
ランドリーワッシャー (laundry washer)
業務用水洗機のこと。多数の小孔のある内胴(バスケット)に3~4のサンがある内胴を回転させて品物をサンでもちあげ、落下させてたたき洗いする。回転円筒形ともいう。ワッシャーには、エンドローディング形式とサイドローディング形式とがある。ニンドローディング形式は内胴の一端に支持軸を設け、他の端に投入取出口を設けたもの。自動式(洗濯脱水機)になっている。サイドローディング形式は内胴の両端に支持軸を設け、内胴胴部に開口部のあるもの。洗濯のみしか行えないので別に脱水機が必要。このほか連続洗濯機もある。
ランニングコスト (running cost)
機械設備等を運用・維持していく為の諸費用を指す。クリーニング業では、資材・高熱費・人件費をいう。

リフォーム (reform)
衣料品の寸法直しのこと。クリーニング店でのサービスの一つ。
立体 (りったい)
商品の仕上がり状態で、ハンガーに掛かった商品。上着など。
リネンサプライ
シーツ、包布、ピロケース、タオル、浴衣などを洗濯込みでホテル、旅館などに貸し出す業種のことをいう。本来リネンとは麻もしくは麻製品の意味をもつ。
リンス処理 (りんすしょり)
リンスとは本来は「すすぎ」という意味である。しかし最近は、洗浄によって粗硬になった繊維、または毛髪の柔軟処理の意味に商業上、利用されるようになった。クリーニングにおいても単に〈すすぎ〉の意味から転じて、洗浄やすすぎによって残存する陰イオンを中和してべたつきを除き、防水などの後加工を効果的にしたり、柔軟性を付与するためのカチオン活性剤溶液などによる後処理も意味するように変わってきている。
リント
毛羽のこと。乾燥工程で繊維からでる繊維くず。
リントフィルター
繊維ぼこり(リント)を除去する装置をいう。クリーニングでは乾燥機のダクト(風路)に取付けて、クーラー、ヒーターなどの熱交換装置やパイプ、ダクト、ダンパーなどのつまりによる能率低下や繊維ぼこりの引火、発火などの事故を防止すると共に、乾燥衣料品のほこり汚れをも防止するためのもの。したがって取外し、掃除が容易であることが最も重要であり、自動洗浄方式になっていることが理想的である。

ルート (route)
商品の集荷・配送のために車でまわる道順およびその単位のことで、ホームクリーニング業では店舗を、リネンサプライ業では得意先を、ある決められた道順で数箇所まわり、業務の合理化をはかっている。
ルックス (lux)
明るさの単位。1ルックスは燭光の光源から1米の距離における明るさである。クリーニングの作業においては 100~150 ルックスが標準である。

レイアウト (layout)
配置及び配置図のこと。工場の生産効率や作業環境の良し悪しは、機械設備計画時のこれによるところが大きい。
レベル (level)
水準・程度・水平面をさす。クリーニング機器の設置の際、モーター・ベアリング等を使用した機械が多く、ほとんどの機械設置に水平を出す必要がある。
連続自動洗濯機 (れんぞくじどうせんたくき)
水洗機の一種で、一連の洗浄工程をそれぞれ別々の洗浄室に分け、投入から最終すすぎまでを順番に被洗物が移動する大型機。主にリネンサプライなど、大量のランドリー洗浄に使われる。本機は洗浄・すすぎのみなので、脱水機や乾燥機などと組合わせて使用する。

ろ過 (ろか)
網、多孔膜、多孔質の層を通過させ、液体や気体から固体または半固体を除去して精製すること。
ろ過剤 (ろかざい)
フィルターパウダーともいう。ドライクリーニング溶剤の洗浄の一種。フィルターのろ過面にプリコートにより付着させ、汚れや固形粒子をろ過して除去するもの。吸着力がないため微細化した汚れ、溶剤溶解性汚れ、洗剤などはろ過されずに通過する。けいそう土などがよく使われている。
ロットシステム (lot System)
ホームクリーニングにおいて、各ルートごとや各担当者ごとといったように、任意のグループ単位で品物を処理する。これにより商品の納期の確実や、店別の仕分け作業の高能率化などのメリットがある。
ロールタオル (roll towel)
長いタオルを巻き込んで容器に入れ、使用のときにたぐり出して使うタオル。

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