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施工事例

社会福祉法人 D社様

省エネ・省スペース型の最新設備を導入。工場全体で30%のエネルギー削減効果を実現


D社様は横浜・川崎市内・東京都内にさまざまな福祉サービスを提供されています。
その一つであり知的障害者福祉工場として平成4年に開所した横浜市内の工場では、約70名の作業者・スタッフで、ホテルや研修センター、レストランなどのリネンサプライを展開しています。2020年に大幅な設備更新を実施しました。
D社様工場

設備更新の経緯を教えてください

  • 福祉事業所として今後20年先、30年先も存続し、障害のある方々の雇用を維持していくために、時代に合った合理的な生産ができる工場を目指し設備更新を行いました。
  • 特に、従来設備では燃料や電力コストの増大が課題となっていたため、先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金制度を活用し、省エネと生産能力アップをテーマに機械を選定しました。

アイナックス稲本の設備を採用した決め手は何でしたか?

  • 連洗は、シーツ用のNCP60-10、タオル用のNCM-6、油圧脱水機HP3500B6H、乾燥機は全乾用にPFX-120Aを6台、シェイキング用にPFX60Aを2台、ロールアイロナーはIRT 3台、両面検査装置付シーツフォルダー1台を導入しました。連洗に限らず乾燥機もロール機もコンパクトという点が選定における大きなポイントでした。
  • 特に連洗はNCP、NCM共に省スペース型で、余裕のない工場スペースの中に、投入リフトを含め直線のレイアウトで収まったのが非常に良かったです。
  • 福祉事業所で機械に詳しいスタッフが少なく、機械が故障がちだとメーカーに依頼して修理やメンテのコストがかさんでしまうため、なるべく故障の可能性が少ない機器を選定しました。
タオル用に導入したバッチフローのミニ連洗NCM-6 タオル用に導入したバッチフローのミニ連洗NCM-6
シーツ用の連洗はNCP60-10を採用 シーツ用の連洗はNCP60-10を採用
乾燥機はPFXの120㎏3台、60㎏2台 乾燥機はPFXの120㎏3台、60㎏2台
シーツ・デュベ・ユカタのロール機3台は、いずれもIRTを導入し、仕上げ生産性を高め連洗の生産量アップに対応。品質検査装置付のシーツフォルダーも導入 シーツ・デュベ・ユカタのロール機3台は、いずれもIRTを導入し、仕上げ生産性を高め連洗の生産量アップに対応。品質検査装置付のシーツフォルダーも導入

更新後の効果はいかがですか?

  • 以前は連洗が2台共50kgだったのが60kgとなり生産能力が20%アップしたほか、排水熱交換器とフラッシュ蒸気発生装置により、洗濯水を昇温するエネルギーを削減できています。
  • アイナックス稲本から提案された機械や省エネ策により、工場全体で約30%のエネルギー削減効果(原油消費換算)が出ています。開設当初から使用していた設備との比較ということもありますが、それでも省エネ効果は大きく、特に消費電力が圧倒的に下がりました。
  • 更に、省エネのコンサル会社を紹介頂き導入したEMS(エネルギーマネジメントシステム)により、各機械のエネルギー使用状況を見える化し、データ分析や効率的な機器の制御も行い省エネ効果を高めています。
排水熱交換器 排水熱交換器

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